#10 戦闘態勢を整える

乳がんの告知を受けたり検査を受けたりしている間、出来る範囲で治療に役立つことや情報収集、必要なものを買い揃えるなどしていた。今回はその「ちょっとしたまとめ」である。

彼を知り己を知れば百戦殆からず

孫子の兵法でも良く言われる通り、「 敵と味方の情勢をよく知って戦えば、何度戦っても敗れることはない」。
そもそもがんと「戦う」必要があるのか、勝ち負けの話なのかという問いもあるがそれはまた別の機会に考えるとして。とりあえずは情報収集だよね、と。

そもそも乳がんとはどんなものであって、どんな治療をして、どんな風にみんな生活してるの? という疑問がまずあった。ケーススタディ的に調べる・知る必要があった。
いくつかのWEBサイトを見たり、何冊か本を買って読んだりした。

【読んで良かったなぁと思ったWEBサイト】

・がん情報サービス
国立がん研究センター発。とりあえず迷ったらここ。

・千葉県がん情報「ちばがんなび」
千葉県人なので。

・突然の乳がん告知 心構え 覚えておきたいこと 告知から手術までの期間 準備しておきたいこと 両側乳がんになりました144
かなり詳しく書いてあって参考になった。

【読んで良かったなぁと思った本】

・国立がん研究センターの乳がんの本
「がん情報サービス」と併せ、最初の教科書的な感じで。

・乳がんと診断されたらすぐに読みたい本 ~私たち100人の乳がん体験記
めちゃくちゃ分厚い本。その分、大量の当事者の「突っ込んだ体験談」が載っている。オススメ。

・心配事の9割は起こらない――減らす、手放す、忘れる「禅の教え」
初めての抗がん剤点滴の時に不安過ぎるので対策的に読んでいた。もっと早く読めば良かった。

「乳がんノート」をはじめとする各種記録媒体の利用

・乳がんノート
病状の記録や体調管理などに使うため、「乳がんノート」を一冊作った。
そのノートに便利な多機能ノートカバーをつけて、そこに保険証・診察券・お薬手帳・高額療養費制度の認定証などを全部入れておく。病院に行く時は必ずそれを持って行く。
私以外の人がそのノートを見たら私の乳がんのことが何でもわかるような、そんな内容にまとめている。

・メモ帳(殴り書き用)
「乳がんノート」とは別に、何でもかんでも殴り書きするためのメモ帳。
現在は無印良品のA6サイズ・方眼のノートを愛用中。表紙が固いので出先での筆記にも向いている。とにかく安い(80円くらい?)のも魅力、お陰で存分に殴り書き出来る。

・スマホとPCで連動出来るカレンダーおよびリマインダー
通院日など日々の予定の管理と、あとは別途に「お通じカレンダー」を作ってお通じの調子を記録・管理している。私の場合パソコンで作業をしている時間が長いので、スマホとパソコンどちらでもシームレスに使える・反映されるものを利用中。
リマインダーは、主に「がんと診断されて満足に頭が働かない自分」を焚き付けるためのツール。とにかくやることを全部リストにブチ込んで、やったら消す。その繰り返し。

・PDFスキャンアプリ
乳がんで病院に行くと、本当に沢山の書類を渡される。治療の説明だとか、検査や処置の同意書だとか。
後で紙束をガサゴソして探すのが面倒くさいので、病院でもらった書類は必要なものをスマホのPDFアプリでスキャンしてPDF化→PCとスマホで相互管理している。

・マイカルテONC
がん・血液疾患患者さんの治療をサポートするスマホ用の無料アプリ。日々の症状の記録や服薬管理などに利用。
公式サイト → https://oncology.welby.jp/

高額療養費制度の認定を受ける

がんだと告知・診断されたらまずやっておきたい「高額療養費制度」の申請。私は過去に家族の長期入院で医療費が跳ね上がったためこの制度を使ったことがある。使わない手はないよね、と言える制度である。
国保の場合は各自治体の役所で申請出来るので、まずやっておいた方がいいやつ。
※社保の場合は保健組合(協会けんぽの支部とか?)へ相談すると良いみたい。

「高額療養費制度とは」

使いやすい通院バッグ

乳がんとなると、とにもかくにも手術で胸の腫瘍を取り除くことになる。その結果として「ショルダーバッグやリュックサックが使えなくなるかも?」という話をどこかの体験談で見聞きした(ソースが曖昧・乳がん患者のローカルルールというかあるある的なもの)ので、乳がんと診断されて治療が始まるまでの間に持っていたリュックやらショルダーバッグは全部処分して、通院用の使いやすいそうなバッグを買った。
種類的にはポケットが多めの「マザーズトートバッグ」が便利でいいかもしれない。実際便利。

とりあえずこんな感じである。
また何かあったら追記するかもしれない。

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