#13 抗がん剤投与(AC 1/4回)
投与日:2022.7/22
投与剤:アドリアシン、エンドキサン
初めての抗がん剤投与である。うわーやだなーでももう後には引けないよなーなどと思いつつ、朝イチで病院へ行く。
事前に「吐き気が嫌だからって朝ごはん抜いてくる患者さんが結構居るんだけど、ちゃんと食べて来てくださいね!」と病院の薬剤師さんに言われていたので、言われた通り普通に朝食をモリモリ食って行った。
抗がん剤の点滴はとにかく時間が掛かかって暇だという話を色んなところで見たので、暇つぶしの方法は前日までそれとなく考えておいた。スマホにPrime VideoとかNetflixの動画をあらかじめダウンロードしておいたり。Kindleで読みたい本をスマホに入れておいたり。MP3プレーヤーにお気に入りの曲を入れておいたり。
病院へ行くと、抗がん剤点滴室みたいなところ(=化学療法室、通称ケモ室)に連れて行かれた。部屋に入るとがん治療に関する色んなパンフレットが置いてあったり、どこかの団体だろうか、無料で手作りのタオル帽子を提供しているコーナーがあったり、昔ゲーセンによくあったコミュニケーションノートみたいなのが置いてあったり。
「時間ちょうどに点滴を始めるから待っててね!」とその時はベッドしか空いてなかったのでベッドの所へ案内される。大部屋にベッドやリクライニングチェアがあって、それをカーテンで仕切って個室にしているみたいだ。後でイス空いたらそっちに移動しましょう、ということでとりあえずはベッドにゴロンとした。
投与時間になって、抗がん剤点滴専門(?)の先生がやって来て点滴の針を刺してくれた。しかしその時もやはり私の腕の血管は「細い・見えない」状態で難儀した。
先生も先生で「漏れたら大変だからね……」と言いながらその場に居たみんな全員ハラハラしながらの穿刺。
実は乳がん関連の検査の際、造影剤の点滴で一発失敗してるんだよね……怖いな……とか思っていたが、今回は無事に一発で成功した。よかった。
そしてその後は、ひたすら渡された氷を舐めながら点滴、点滴、点滴。
吐き気止めの薬→アドリアシン→エンドキサン→生理食塩水の順番だったろうか。途中でリクライニングチェアが空いたので、点滴をガラガラ引いてイスに移ってのんびり(?)過ごした。
しかしその間、私の身体にはちょっとした変化が起こっていた。別に点滴によるアナフィラキシーショックだとか重篤な副作用ではない。針を刺したことによる「血管迷走神経反射」である。
私は極度の「注射嫌い」であり、注射をされる度に全身の血の気が引いてしまう奴なのだ。
子供の頃、学校の採血検査でやはり血管が見えず注射針を5回くらい連続で刺された経験がトラウマになっており、その時から針を刺されると全身が冷えて寒くてガクガク震えるようになってしまっているのである。
(以前検査で造影剤を点滴をした後も、針を抜いた後5分くらいは恐怖で歯がガチガチと鳴るくらい全身震えていた)
手足があんまり冷える+血色が悪いので、看護師さんに相談して手を蒸しタオルで温めてもらった。抗がん剤点滴をする時は冷やした方がいいなんて話もよく聞くけども。私は逆に温めてもらうことになってしまった。
点滴中はずっとスマホでKindle本を読んでいた。「心配事の9割は起こらない」とかいうタイトルの本。結構普通に面白くて、点滴中ずっと読んでいられた。
この時「持って行って良かったな」と思ったのはスマホスタンドだ。左手に点滴を刺したので左腕は安静にしないといけない。右手しか使えない。
なのでスマホスタンドにスマホを立てかけて、ひょいひょいと操作するのである。
そんなこんなで初めての抗がん剤投与を終え、心労でヘロヘロになって自宅に帰って来た私。「抗がん剤治療のモチベーションを上げるため」としてあらかじめ作っておいた「ケモケモスタンプカード」なるものに「たいへんよくできました」のシールを貼る。
多分スタンプとかシールいっぱい貯まるといいことある。そうでも思わなきゃやってられるかというのが正直な気持ちである。
最後に、抗がん剤治療は色んな種類があって期間や点滴回数も多岐に渡るが、とりあえず私のバージョン(全22回)のものを他の人も使えるようにしたPDFデータをお裾分け的に公開しておく。
ダウンロードできるこのPDFはA4サイズ、ご家庭やコンビニなどでプリントアウトしての使用を推奨。


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