#35 カドサイラはあまり書くことがない
術後のカドサイラ療法が始まった
手術後の放射線治療を終えた後、今度は術後の抗がん剤治療がスタートした訳だがこれと言って書くことがない。まあそれ位、副作用が軽微なのだと言い換えることも出来るが副作用は決して何も無い訳ではない。今回はそのメモのようなもの。元々、手術前は術後は抗HER2薬であるハーセプチン+パージェタのみという予定だった。しかしどうやらこれは「手術でキレイサッパリとがんの腫瘍が取れていた場合のこと」だったようで、術後の病理検査で「あれ? 浸潤性小葉がんっぽいし思いの外細かく散らばってるんじゃね?」という話になり予定が変更されたという訳だ。
そんなこんなで始まったのが「カドサイラ療法」と呼ばれるものだ。薬剤師さんの説明によると、これは抗がん剤というトラックに分子標的薬という作業員が乗って患部までブッブー! と一緒に行くようなイメージらしく。お陰で点滴の時間がかなり時短となる。
なおそれぞれ単体で投与するよりも副作用が抑えられるそうだ。
ドセハーパーが大体2〜3時間掛かったのに対し、カドサイラは初回こそ90分程度だが2回目以降は30〜40分程度。とても素早い。私は大体午前中に点滴の予約を取っているのだが、まあ午前中にすんなり終わるという感じだ。
ちなみにカドサイラ自体は2020年に適用範囲が拡大された(適応追加承認を取得した)ばかりとのこと。少し前までは再発した患者さんだけだったのが、初発でも使えるようになったそうだ。ありがたい。
カドサイラは全部で14クールやる。ので、合計で1年ちょっとくらいの期間カドサイラ漬けになるということだな。
カドサイラの副作用メモ
個人的なカドサイラの副作用メモ。点滴後、一週間くらいは吐き気やらそれによる食欲不振やら、また体のだるさや関節の痛みなどがある。手術前にやったACやドセタキセルほどではないものの、吐き気自体は結構来るので吐き気止めや胃腸薬を処方してもらってそれをせっせと飲んでいる。飲むとだいぶマシになる。
薬剤師さんに説明された、注意すべき主な副作用は以下の通り。
・鼻血が出やすくなる人がいる(血小板低下のため)
・だるさ、倦怠感
・心臓機能への負担(息切れなど)
・吐き気、食欲不振(吐き気止めの薬はある)
・発熱(抗生物質あり)
脱毛の副作用は出にくいらしいが、やはり抗がん剤は抗がん剤なので全く出ないという訳ではないらしい。私は現在カドサイラを3回投与した身なのだが、今のところ脱毛の副作用は出ていない。手術前のドセタキセル最終回から、まあ髪の毛(とその他ムダ毛)はモリモリ復活して来ている。喉元過ぎればというか、割とゲンキンなDNAである。
それがまた抜ける心配が現状はない、というのは助かる。
説明に出てこなかった副作用で自分の身に起こってギョッとしたのはカドサイラ投与の数日後から、足のすね部分にブワーッと出た紫斑である。元々、たまに体が温まった時などに赤い?ポツポツが出るような体質だったのだが、カドサイラを始めたら足にびっしり出た。
見た目のインパクトがすごいので本当にビビったが、実際はそれだけで痛くもかゆくもない。
(Twitterで同時期にカドサイラをやっているフォロワーさんは腕に紫斑が出たそうで、気になって自分もよく確認したら足だけではなく確かに上半身にも割と出ていた。)
で、最初は何だろうこれという感じで必死に同じ症状の人を探したのだが、この人のブログが写真つきで大変わかりやすかった。
若年性乳がんになったある女のブログ:カドサイラの副作用?
https://ameblo.jp/ku-ro-wa-san/entry-12686721256.html
副作用の頻度としては、紫斑は1%未満とのことだが。いやーこれ結構出てる人いるんじゃないの?って体感的には思った。
今日の臨床サポート:カドサイラ点滴静注用100mg、他
clinicalsup.jp
備考というか余談というか
カドサイラを始めるに辺り半年ぶりくらいに体重を測ったら3kgくらい減っていた。最後に測ったのが手術入院の時だったのだが、まさか全摘したおっぱいが3kgもあったという訳でもあるまい。このまま順調に食生活や運動に気を配ってある程度痩せて行ければ良い。近所のスーパーにスポーツブラの類ではあるが前あきブラが売っていた。マジックテープではなくプラスチック製のファスナータイプである。999円と安かったので予備に良いだろう。
スポーツブラということは通気性の観点から夏用の汗対策にも良いということで。願ったり叶ったりである。
どうでもいいけどがんの治療を始めると大体治療の効果と副作用が「人による」としか言えなくなるので元々の状態・症状・サブタイプ等もそうだが個人主義がひたすらはかどる。うちはうち。よそはよそ。
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