#45 術側、悲喜こもごも
術側である、乳がんの手術をした左胸〜腋窩リンパ〜左腕に関するアレコレ。
最近またなんか筋肉突っぱんてんなーとか、虫に刺され過ぎじゃね? とか、放射線治療をしたのはちょうど1年くらい前だけどその時と同じ「放射線焼け」がまた照射した箇所に出て来たとか、まあ色々です。
意外と術側に腕時計は装着できる
私は7割右利きかつ残りの3割は左利きみたいな変な両利きなんですが、筆記用具を持つのは右手なので必然的に腕時計は邪魔にならないであろう左手に装着することになります。
乳がんが発覚した直後の頃は、「手術をしたら腕時計はつけられない」とか「リュックや肩掛けのバッグは使えない」とか色々(主治医からではない、あくまでネットの噂話程度の)情報を得ていたのですが腕時計に関して言えば、「軽いものであれば、ある程度装着が出来る」というのが私個人としての結論でした。
腕時計のオススメは、まずはスマートウォッチです。普通の金属製のファッションウォッチと比べ、ケースの素材にプラスチック、ベルトはシリコン等を採用していることがほとんどで軽いですし、最近は3000円以下の中華スマートウォッチでも表示は綺麗ですし機能もだいぶ豊富になりました(今使っているやつは日本語フォントが変な中国系の明朝体じゃないだけでもありがたい)。
そしてほぼどんな機種でも歩数計機能が搭載されているだろう、という点も良いです。腕時計を見るだけで今日何歩歩いたのかが分かるのが、肥満が大敵となる乳がん患者には合っていると思います。体重計なんかもそうですけど、数字(データ)として目から情報を入れるだけでも結構体重コントロールや運動のモチベーションに繋がるんですよね。
次にオススメなのが、軽めのファッションウォッチ・ブレスウォッチ系です。ケースが薄くて、小さくて、ベルトもゴツくないやつが良いですね。私は今まで結構メンズのゴツい自動巻きを好んで腕時計として使って来たんですが、これがまた今にして思うと結構重かったんです。
なので一旦はレディースのクォーツ(電池交換式)で我慢して、とにかく薄くて軽いやつ……をスマートウォッチの代打として使っています。勿論、文字盤にはこだわって視認性が高く、かつドレッシーで素敵なものを選びました。ブラックシェル文字盤はロマン。
ちょうど働きに出ている職場では服装規定が地味に細かく、ピアスをはじめとするアクセサリーの使用はなるべく控えた方が良さそうだという雰囲気もあり、そのような形で落ち着きました(その割にはネイルはバリバリOKだったり、よく分からない職場ではある)。
何故1年後に? 再びの放射線焼け
今年の春頃からでしょうか。去年(2023年)のちょうど同じ時期、春(5月いっぱい)に私は手術後の放射線治療を受けていたんですがその時と同じ「放射線焼け」が再び照射箇所にぶり返しました。ちょうど手術の傷口のところと、あとはそのまま放射線が突き抜けていった背中側ですね。
「なんでだろ〜」とか思いながら、またせっせとクリームを塗ったりして黒ずんだ皮膚をしばらくケアしていました。そしたら最近になって、ようやく胸の手術痕の方の黒ずみはまた綺麗になって来ました!
ちなみに今回使用したクリームは「美顔水」でお馴染み、明色化粧品さんのホワイトリンクルシリーズより「薬用リンクルホワイトクリーム」です。
明色ホワイトリンクルシリーズ公式サイト
https://www.meishoku.co.jp/wrinklewhite/
一個千円以下というリンクルクリームとしてはクソ安い(言葉は悪いが褒め言葉である)部類なので、手軽に使えて良いです。ちょうど冬の終わり〜春先にかけて使っていたのですが梅雨・夏となった今ではベタつきがやべーぞということで、現在ではピンポイント使いに留め、同時に手術痕に塗る感じで使っています。
恐らくこの件に関しては紫外線での日焼けに連動してまた黒ずんで来たのかな〜とか思いました。なので今年は基本的に日焼け止め念入り+シンプルな日傘+オシャレなサングラスで行こうと考えています。
カナブンおばさんにはなりたくねぇなあ!! という一心で。
抗がん剤治療は既に完遂しておりますが、引き続き今年の夏も日焼けには気をつけたいと思います。
免疫力の低下が戻らない&虫刺され治らねぇ問題
抗がん剤治療中は白血球の数が結果的に減るので免疫力も落ち、様々な感染症に気をつけなければならないと口を酸っぱくして色んな人に言われました。もちろんコロナ禍ですから感染症対策はしっかりしていたつもりだったんですけども。
ちょうどパートで事務の仕事に受かって職場へ出るようになってから冬に1回、春に1回といずれも「ただの風邪」で39℃越えの高熱をブッチギリ、熱が数日経ってもなかなか下がらない、1週間以上寝込むという事態に襲われました。
2回とも発熱外来や検査キットで最初に調べたんですけどインフルもコロナも陰性で「これでただの風邪って逆にやばくね?」と思った次第です。その位、キツかったんです……。まあ、元々ファイザーのコロナワクチン接種ですら2、3日は副反応で寝込むような奴でしたので……(モデルナの時はその倍は寝込んだ)。
まあ今でこそ風邪なんて「ただの風邪」とか言われますけど……中世ヨーロッパ時代なんかでは普通に風邪で人が死んだりしていたらしいですから(なお治療法は神に祈ったり瀉血をするという完全に病気の根治にかすりもしないやつ)……薬や治療法が豊富な現代に生まれることが出来てその点は感謝しかないです……。
そして次に困ったのが虫刺されです。なんか最近、刺されまくってます。もちろん術側の腕でリンパ浮腫や蜂窩織炎に気をつけなければならない左腕もバンバン刺されます。虫除けミスト塗ってたのになーちくしょーとか思いながら毎回ウナクール塗ってます。
で、この虫刺されの赤みと腫れが全然引かない。普通なら2、3日もすれば赤みも引いて落ち着いてくるもんだと思うんですが、軽く1週間以上は赤みも腫れも引かないんです。かゆみはまあまあ落ち着きますが。
これはまだカドサイラの影響が残っていて、なかなか赤みが引かないのかなとは思いました。何せカドサイラの点滴打ってた頃は、毎日つけるマスクの鼻ワイヤーの跡すら赤く残るくらいでしたから。どっか引っ掻いて怪我でもしようものならその跡もずっと赤く残ってるんです。
早くそういう赤みから解放された肌になりてぇなあと願いつつ、お肌のケアはしっかりしたいところです。
やっぱり術側の腕は変に使ったらダメ
これは最近引っ越しをして色んな物を段ボールに詰めたり、引っ越し先でダンボール開けてまた色んなもの(主に小物類ではあるものの)を持ち上げてセッティングしたりして改めて気付きました。やっぱ術側の腕で重いもの(当社比)持っちゃダメだ、と。
私は術側である左腕で持っていいのは750gまで、そして持っても数秒程度まで、という規定を個人的に設けているのですが、300〜400g程度でも何回もやるとダメなんだということを今回学びました。
ほぼ健側の片腕で何とかしないと、後で左腕が重だるくなったり、痛くなったりして身体も疲れ、「もうこれ横になって休まないとダメだわ〜」ってなります。なお、寝ると大体回復します。
なので引っ越しの時も引っ越し屋さんに「食器はご自分で出して箱たたんでくださいね〜」とか言われたんで食器は一個ずつ出して整頓出来たんですけど食器用の箱が完全に片手では無理だったので「すいません……実は、」と事情を説明して、何個も縦に重ねられていた空いた箱を上から取ってもらったりしてました。
術側である左腕は、ほぼ野球の試合で言うところの万年ベンチ要員ということですね……。
そんなこんなです。
まあ今後ものらりくらりやって行こうと思います。
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