#47 ワコールの「リマンマルーム」へ行った

 ついに私の住んでいる自治体でも今年からがん患者のアピアランスケアに関する助成金が出るようになった、ということで早速それを利用するべくシリコンパッドをワコールさんの「リマンマルーム」へ試着・購入しに行きました。

個人的には別にシリコンパッド無くてもいいしぶっちゃけ片パイのまんまでも全然いいんすけど……なんならもう片方すら要らないんすけど……みたいな気持ちはありましたが、私を女性と認識している家族は割と私が片方の胸が無くなっていることを心配しているようだったので「それなら(既成事実で)まずは安心させてあげるってのが人情ってもんよな」となった次第で。

ワコール リマンマ
https://www.wacoal.jp/remamma/


端的に言えばシリコンパッド本体が1個3万円くらい、シリコンパッド専用に作られたブラジャー系は1着6,000円くらい、という相場です。助成金でその全てを賄える訳では当然無いのですが、元々個人的には買うつもりの無い物だったとは言え多少でもお金が戻って来てくれるのは助かります。

ワコールのリマンマルームへは現時点では計2回、試着と購入に訪れています。初回は自分に合うシリコンパッドとそれに合うブラジャーを一着だけ買って帰ったんですが、やっぱブラの数が足らんよなとかそもそもレースばりばりのブラのデザインとか好きじゃないねんとか、まあ色々ありまして。

それで2回目の訪問と。

場所にもよるかもしれませんが、私の場合はネットから行きたい日を予約しようとして2回とも大体1ヶ月待ちで予約が取れました。それくらい、色んな乳がん患者さんたちが頼りにしているということなんでしょうね。

私が購入したのは「アモエナ」と呼ばれるシリコンパッドで、専用ケースに入れて保存しとけとか、シワが付きにくいように丁寧に扱えとか、たまに60℃くらいのお湯に付けてふっくら感を復活させろとか、なんか色々管理がシビアなやつでした。

まあ義手や義足、義眼なんかも世の中にはありますけど……それらも日々のケアや管理って大変ですよね。じゃあ「義パイ」も似たようなもんか、と最近は思うようになりました。

ちなみにシリコンパッド用のブラの選択肢は少ないです。

リマンマルームで在庫のブラをあれこれ試着したんですけど、身体に合う・シリコンパッドに合う・デザインが気に入るかどうか・実際に服を着た際に響かないかとか個人の好みとかやり出すと本当に選択肢が狭まって来るんです。
(あと、とりあえず相談員さんは客を女性だと認定して接してくる=「女性なら胸を寄せて上げたいだろう」という前提と認識で接客&説明をしてくるので「そうではない人」は要注意です。)

私の場合は「ああこれならいいかな」と思ったブラでも、肩紐につながる部分がちょうど右鎖骨下に埋め込んだCVポートを圧迫する位置に来てしまい、これじゃあダメだなぁとなったり。

個人的に相談員兼販売員にオススメされて自分でも「ああこれ楽でいいわ!」となったのはカップ付きインナー、つまりはカップ内蔵型でシリコンパッドにも対応しているキャミソールでした。

カップ付きインナー JZE537
https://www.wacoal.jp/remamma/item/lingerie.html

上からも下からも着られるというのが最大の魅力です。リンパ節郭清をすると術側の腕は様々な理由で動かしづらくなったりします。下から履くようにして着ればその心配も多少は緩和されるということですね。
そして、前から見るとタンクトップっぽいんですが後ろ半分はキャミソール状になっていて、ちゃんと肩紐の長さも調節出来るのが良い点だと思いました。


リマンマルームへ行って色んなブラを試着してみて分かったことは、「あ、今の自分普通に後ろまで両腕動かせるわ」でした。もう前開きのブラしか着用出来ないんじゃないかとか思っていた(思い込んでいた)ので、普通に後ろのホックが締められるのは意外で……これは良き発見でしたね。

あんまり思い込みで自分自身の可能性を潰してしまわないように気を付けたいなと思いつつ。とりあえず仕事してる間は義パイ生活を続けて行こうと思います。


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